源証寺について
源証寺は、十蓮社念誉一向源證上人により足立区入谷に天文元年(1532年)に開創されました。
本尊には「阿弥陀如来立像」を祀り、太子堂須弥壇には「聖徳太子立像」、
天井部には江戸時代に信者による寄進で彩られた花鳥・人物などの「天井画」90枚が色鮮やかに描かれています。
およそ500年の時をこの地で刻み続け、足立区有形文化財にも指定されております。
荒綾八十八ヶ所霊場39番札所です。
寺院概要
寺院名 | 五臺山 聖徳太子院 源証寺 |
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宗派 | 浄土宗単立 |
創建人 | 源證上人 |
本尊 | 阿弥陀如来立像 |
所在地 | 〒121-0836 東京都足立区入谷2-15-25 アクセスマップはこちら> |
電話番号 | 03-3899-0684 |
住職 | 大谷 忍昌 |
バリアフリー設計の寺院なので、ご年配の方も安心してご来院いただけます。

本堂まではスロープで行けます

バリアフリー設計の広々したトイレ

会食や待合はテーブル席で

車椅子もご用意しております
ご要望に応じて、様々な施設がご利用いただけます。

大広間は2部屋あります

少人数用の個室もご用意

調理場もご自由に利用いただけます

屋外でもくつろげます
源証寺の歴史について
十蓮社念誉一向源證上人が天文元年(1532年)開創
当寺は、天文元年に、十蓮社念誉一向源證上人により開山したと伝えられています。
御本尊は「阿弥陀如来立像」で、脇侍には観音菩薩・勢至菩薩を備え、聖徳太子御尊像や円光大師(浄土宗開祖・法然上人)、善導大師(西山派祖・弁阿上人)、開山源證上人像などを祀っています。
本堂は、弘化2年(1854年)に焼失し、文久3年(1863年)に再建しました。茅葺の寄棟造りで、大きな箱棟をいただき、高さ七間を超える大きな伽藍で遠くからも眺めることができました。
しかし、昭和47年(1972年)の改修工事で火災対策を考慮して銅板葺に変更し、外観を入母屋造りにしたため、高さは一間低くなりましたが、欅の円柱・虹梁をはじめ組物(柱の上部)や木鼻などの部材はそのまま本堂の材料を移築しているので、江戸末期の建築様式を今に残しています。


源証寺と徳川幕府
江戸時代に徳川家菩提寺であった「芝・増上寺」の隠居寺の位置にあった名残で、徳川家の御紋である「三つ葵」が、本堂、太子堂、山門など随所に見ることができます。
また、境内には明治5年(1872年)に建立した増上寺温誉大宣大僧正の名号を刻された自然石もあります。